観戦記その333

2005J1リーグ第24節
横須賀市民デー
日産スタジアム
横浜F・マリノスvsFC東京

今日はお昼に三ツ沢でJ2リーグの横浜FCvs徳島ヴォルティスを観戦し、そこから横浜市営地下鉄で 新横浜へ直行してのはしご観戦コースを考えていた。
ところがまぁ、仕事が押して、土曜日にもかかわらず、出勤することに。三ツ沢よりも、 横浜スタジアムでプロ野球観戦もいいかなぁなんて迷っていたけど、迷う必要が なくなりましたな(ノ∀`)。

そんなわけで、仕事を一区切りさせて、17時半ごろ退社。
土曜日にもかかわらず、また品川から新幹線コースを強いられるとは…。
17時45分ごろ、品川駅に到着。

SUICA定期券で品川駅改札内に入っているものだからか、券売機では新幹線の切符を 買えないらしい。
人のいる窓口は並んでいて、自動券売機はガラガラ。並んでいる奴ら、もし券売機で買えたら 怒るぞ…。

慌しく新幹線ホームに到着。連休の初日だからか知らないが、並んでいるなぁ。
17時58分、博多行き・のぞみ号が到着。これは新横浜に止まるよな?
東京からの時、京都までノンストップに新幹線すらあった。うかつに乗ると、時間短縮で 行くつもりが、試合終了にすら間に合わなくなるんだろうなぁ。


↑新横浜駅に到着。

新幹線は新横浜に到着。駅を出て改札に向かうと、FC東京のマフラーの人を数人見かける。
東京から横浜への交通手段だから、そういうのがいるのは当然か。

もうウォームアップしてましたな。
↑入場時の場内。

今日は横須賀市民デーということだが、イベントを楽しむ余裕もなく、マッチデープログラムを 買って、スタンプをもらう。表紙とマッチデーカードは山瀬功治。
今のところ、リーグ戦全試合に足を運べているが、次の大分トリニータ戦はどうかなぁ。
後半30分ごろじゃスタンプもらえないんだろうか。もらっている暇もないが…。

ホーム、横浜F・マリノスのスタメン。
GK榎本達也。
DF栗原勇蔵、松田直樹、中澤佑二。
MF奥大介、河合竜二、上野良治、ドゥトラ、大橋正博。
FWグラウ、坂田大輔。
控えはGK榎本哲也、MF熊林親吾、マグロン、FW大島秀夫、清水範久。

那須大亮が累積警告4枚で出場停止。河合竜二がボランチに入った。
横須賀出身になるんだっけか、栗原勇蔵の活躍に期待したい。


↑今日の応援。

アウェイ、FC東京のスタメン。
GK土肥洋一。
DF加地亮、ジャーン、茂庭照幸、藤山竜仁。
MF梶山陽平、今野泰幸、鈴木規郎、栗澤僚一。
FW戸田光洋、ルーカス。
控えはGK遠藤大志、MF三浦文丈、石川直宏、FW阿部吉郎、ササ・サルセード。

中心となるのはやはり、今野泰幸になるか。
栗澤僚一がいいらしいが…。正直、まだよく知らなかったり。

19時になり、試合開始!
マリノスの攻めは、実に単調。あえて繋がず、ロングボールからチャンスをうかがう。
しかし、これだけではチャンスらしいチャンスはできない。

前半31分、右にいた大橋正博からファーサイドのグラウへアーリークロス!
グラウの折り返すように放ったヘディングシュート!
GK土肥洋一が手を伸ばすも、届かない!
しかし、DFジャーンが間一髪クリアー(´・ω・`)。
単発ではあるが、やっとゴールの期待はさせてくれた。

前半42分、FC東京のコーナーキック。
中央で榎本達也がパンチング、ボールをルーカスにぶつけてキャッチ( ̄□ ̄;。
ヒヤッとするなぁ。失点しなくて良かったが…。

前半終了。0−0。
多少のチャンスメークはあったが、この調子では大丈夫なのかどうか…。
後半にいい変化があることを期待。

後半開始!
後半3分、坂田大輔がサイドから深くえぐり、相手DFに阻まれてコーナーキック。
いや、判定はゴールキックに。今日の主審は「アナザーワールド」の異名を持つ穴沢氏。
次第に、周囲の主審に対する不信感が高まってくる。
想定の範囲内だと思うんだけどねぇヽ(´ー`)ノ。

後半24分、戸田光洋が抜け出し、GK榎本達也と1対1に!
達也が飛び出してきたところを、頭上を越すループシュート!
しかし、幸いにもクロスバーの上。ネットの上にボールが乗ったのが見えて、助かった。

後半28分、栗澤僚一と松田直樹が倒れる。マツは足をバタつかせて、顔を両手で覆っている。
松田直樹にイエローカードが出る。周囲からは、「どーせ喧嘩両成敗という感じで出したんだろ」と 聞こえてくる。
まぁ、真実はゴール裏からじゃ見えないからなぁ…。何でも審判のせいにするものじゃないと 思うけど。

ロスタイムは5分と表示。
これなら、勝ち越しゴールを決めるチャンスは十分にある。劇的な勝利を期待して応援する。
しかし、長いはずだったロスタイムは、誰もが予想しなかった事態で消化されてしまう。

接触プレーがあったか、FC東京の選手が倒れる。
自分は構わず応援し続けた。しかし、なかなかプレーが再開されない。
最初は時間稼ぎされているかとも思ったが、明らかに様子がおかしくなってくる。
FC東京の選手が白いユニホームを脱いで、倒れている選手を仰いでいる。FC東京の選手が集まり、 マリノスの選手も給水する選手以外は、一か所に目線が集まっている。
試合が止まって、もう5分は経過しただろうか。まだ、誰か選手がピッチの上で倒れている様子。
周囲からは、時間稼ぎするなとのブーイングが起こっているが、時間稼ぎにしても不自然すぎる。

不謹慎と思われつつも、状況を伝えたくて撮影してしまいました。ご了承ください。
↑何分経っても起き上がらないルーカス。

まさかあいつ、心臓止まっているんじゃないだろうな?
最悪の事態が起きているかも知れない。負傷すればさっさと担架で運ばれるはずだし、 何分間も起き上がらないなんて、普通じゃ考えられない。
過去に、コンフェデレーションズカップでカメルーン代表のフォエ選手が、試合中に急に倒れて 心肺停止、そのまま帰らぬ人となった事例がある。

FC東京のサポーターから、ルーカスコールが聞こえる。9番の姿は見えない。
倒れているのはルーカスなのか。

ウソだろう…。試合はあと少しで終わるところだったのに。
いくら敵とて、死んでほしいとは思わない。まして、目の前でこんなことが起こるなんて…。
しかし、他に考えられることがあるだろうか。動けないほどの怪我をしたとしても、運び出して 治療されているはず。
脳震盪で意識を失うとかでも、担架で運んで治療なり、試合続行なりができるはず。
目の前で起きているのは、心停止か呼吸停止か、希望的観測を探そうにも、それぐらいしか 考え付かなかった。

そう思ったら、FC東京のサポーターに合わせてルーカスコールをした。
試合中に敵に対して応援するなんてと思う人もいるかも知れないし、偽善者呼ばわりされてしまうかも 知れない。
でも、目の前で人が生死の危機に瀕しているかもしれない、そう思ったら、少しでも蘇生する 希望を手繰り寄せたくなった。
だって嫌だろう、目の前で死なれたら。ルーカスの家族やFC東京の選手、サポーターが悲しむのは もちろん、こっちだってやるせない気持ちになる。
ルーカスと試合中に何度も競り合った選手が、ラフプレーでなくとも「自分のプレーがもし、 きっかけになってしまっていたら…。」とは思わせたくない。
最初は時間稼ぎだと思って起きたブーイングが、もし瀕死のルーカスに追い討ちをかけていたら…。
我々サポーターにとってだって、あまりいいものではない。

時計は21時10分を回る。試合が中断してから15分は経っただろうか。
依然として、ルーカスは倒れっぱなし。もし心肺停止だったら、絶望的と言わざるを得ない。
コーナーフラッグが1本抜かれ、やっと救急車がやってきた。
救急車はマラソンゲートから場内に入ってくると、ピッチの真ん中まで行き、ルーカスを搬送して マラソンゲートから去っていった。

やっと、試合が続行できる状態になった。
しかし、メインスタンド側で誰か選手が大きく外にボールを蹴り出し、試合終了の笛。
ロスタイムは2、3分残っていたと思うが、倒れたままだったルーカスを思えば、試合どころでは ないのだろう。
それに、中断が長すぎた。試合を再開しようにも、選手がまた激しい運動をするのは 危険が伴うという判断もあったんだろう。

ルーカス選手の回復をお祈りします。
↑試合終了直後。

試合後、いつものように選手が観客の前に来てくれる。しかし、選手は浮かない表情。
それは、勝てなかったことではなく、ルーカスの安否を心配して、という感じに取れた。

帰り道、携帯片手に情報を得ようとするFC東京のサポーターがよく目に付いた。
自分も気になるので、iモードでニュースサイトなどを調べてみるが、まったく情報は得られず。
情報がないのは、ご存命だからだと思いたい。携帯電話の電池ゲージは、帰宅するころには あとわずかになっていた。

帰宅して、やっと情報が得られた。
脳震盪と頚椎捻挫だそうだ。担架で運べなかったのは、首を動かすと危ないという判断らしい。
脳震盪だったら、川口能活がアマラオに蹴られて、最後は小村徳男がゴールを守る事態もあったが、 あの時はすぐピッチから動かせていた。
小村徳男に関しては、脳震盪で記憶がないままプレーを続けたことも。
まぁ、頚椎捻挫というのが気になるが、プレーヤーとして復帰はできるんじゃないかな。
良かった良かった…って、俺たちのロスタイムを返せー!
でもホント、死んだりしなくて良かったよ。ロスタイム云々と思えるのは、むしろ幸せなこと なのかも知れない。

NHK衛星第1での中継を録画していたので、ルーカスが倒れている映像を見た。
息があったり、何かをしゃべったりしているのは見えた。
もしそれをその時見えていたら、さすがにルーカスコールまではしなかっただろうなぁ。

よくよくダイジェストを見ると、石川直宏がヤバい膝の負傷をしていたり、
松田直樹が栗澤僚一を突き飛ばして、挙句は審判にメガネのジェスチャーをしたり。
マツはしばらくお灸を据えないとダメだな。出場停止が明けても、スタメンから外した方が いいのかも知れない。

さ、気持ちを切り替えて、来週は埼スタですよ。


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